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買ってはいけない軽自動車5選|特徴やデメリットまとめ

購入・売却

買ってはいけない軽自動車

価格や維持費、税金面の出費を抑えるのに適している軽自動車ですが、最近では車種も多くてどの軽自動車が良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。

高い買い物なので、「車のことはよくわからない」「買った後に後悔したくない」と不安になっている方も多いですよね。

自動車ディーラーを何件も回る前に「この軽自動車は買わない方が良い」と評価される特徴や車種を知って、効率よく車選びをしていきましょう。

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買ってはいけない軽自動車の特徴とは?

まず、車は自分のライフスタイルに合ったものを選ぶように心がけましょう。

もちろんデザインやインテリアの好みも非常に大切ですが、納車された後に「乗せたかった荷物が乗らない」や「加速が物足りない」などの機能面で問題が起こっては意味がありません。

①車内空間や収納が狭い

大きな荷物を載せることが多い人や、圧迫感を感じる環境が苦手な人は、車内空間が狭い車種を選ぶとストレスの原因に繋がります。

以前は狭苦しいイメージがあった軽自動車も、最近では足元や天井高が広々していて非常に大きな容量の確保がされている車種が目立ってきました。

特に「ホンダ・N-BOX」や「ダイハツ・タント」が人気車種の上位にランクインしており、長年高い支持率を集め続けているのでチェックしてみてください。

余裕ある空間を確保したい方は、「ワゴンタイプ」や「トールワゴンタイプ」の車種がおすすめですよ!

②使用用途に合っていない

車を検討する際、まず最初に想像してほしいのは「一番よく使用するシチュエーション」です。

  • 普段載せる荷物の量は?
  • 日常的に乗るのか、たましか乗らないのか?
  • よく走る道は坂道が多い?市街地?高速をよく利用する?
  • キャンプや趣味に使いたい?

以上のように「買った車をこう使いたい!」というイメージをしておくと、車選びをする際に上手に絞り込みができるのでおすすめです。

③安全性能が不安

軽自動車は普通自動車と比較するとどうしてもボディが薄く、衝撃に弱くて車体も軽いという特徴があります。

2021年11月以降に発売されている軽自動車には「衝撃被害軽減ブレーキ」や「踏み間違い防止機能」が義務化されており、事故を未然に防ぐ安全性も向上しつつあります。

初心者ドライバーや高齢者、運転に自信がない人は安全機能が装備されている車を選ぶと安心です。

「衝撃に弱い」と聞くと不安になりますが、軽自動車は衝撃吸収を効率よく行うため、あえて車体を壊れやすくしています。こうすることで、車体が衝撃を吸収して搭乗者を守るように設計しているんですよ。

④燃費が悪い

昨今のガソリン代急騰もあり、軽自動車を選ぶ際はしっかり燃費数値を確認するようにしましょう。

▼燃費が悪い軽自動車の特徴
  • エンジンオイルやスパークプラグのメンテが出来ていない(中古車)
  • タイヤの空気圧不足
  • ターボ車や4WDは2WDより少し劣る

軽自動車は車両重量が普通自動車より軽いこともあり、「20km/L」前後走る比較的燃費が良好な車種が多いでしょう。

注意するには中古の軽自動車を選ぶときです。

自動車は経年劣化によって燃費が低下する傾向が強いので、可能な限り整備状況や年式をチェックするようにしましょう。

⑤立ち上がり時や加速時にパワー不足を感じる

軽自動車の排気量は法律で660ccまでと定められており、どうしてもパワー出力量が普通自動車に劣ってしまします。

▼例)ホンダ:N-BOXとフィットの差

車種 排気量 車体重量 最大出力
N-BOX 658cc 890kg 58PS
フィット 1,317cc 1,030kg 100PS

このように僅か約140kgの重量の重さの差に対して、出力の数値には倍の差があります。

特に信号からの立ち上がり時や、上り坂が多い場所ではパワー不足を感じやすくなってしまうので、留意するようにしましょう。

十分な加速力が欲しい人は、同じ軽自動車でも「ターボ」や「4WD」を展開している車種をピックアップしてみましょう。多少コスパは低くなりますが、坂道を上ることが多いドライバーにはおすすめです。

⑥軽自動車の中古車は買ってはいけない?

中古の軽自動車を絶対買ってはいけない、ということはありません。

ただし、新車を買うより注意しておかなければならないポイントが多いのは事実です。

▼中古の軽自動車を買うときの留意点
  • 軽自動車の中古は割高になりがち
  • 今までの整備過程が不透明
  • 前オーナーがどんな乗り方をしているのかわからない
  • 安全性能や装備など、自分が欲しい機能が搭載されているか
  • お店によって保証内容が大きく異なる
  • 車両本体以外にかかる費用(車検や整備など)を確認する

車の平均寿命は「総走行距離10万km」とよく言われていますが、しっかりメンテナンスされてきた車両であれば、それ以上を余裕で走ることができます。

このように中古車は前オーナーの使い方によって、大きくステータスが左右されることに注意しましょう。

買ってはいけない軽自動車

現在購入できる軽自動車の中で「買わない方がいい」「買うときに注意したい」軽自動車を具体例を挙げて解説していきます。

▼買ってはいけない軽自動車

車種 注意する点 良い点
日産/SAKURA 充電施設の設置が少ない地域や
効率よく充電するタイミングが難しい
数少ない軽の電気自動車
補助金がある
スズキ/ジムニー 納車に1年半前後の長い時間が必要 デザイン性が良く非常に人気
残価率高く、リセールバリューが良好
ダイハツ/キャスト デザインの好みが両極端で
手放す際に高値が付きにくい
トヨタがOEM車として採用している
高性能・高機能な車両
状態が不透明な中古車 軽自動車の中古車は割高であり、
整備が不十分だとすぐに故障する恐れ
長期保有に向かないので、短期間だけ
乗る場合や初めての車には良い

①日産:SAKURA

引用元:日産:サクラ[SAKURA]公式ページ

2022年発売され、瞬く間に売り上げ台数を伸ばしたSAKURA(サクラ)は、家でも簡単に充電ができる数少ない軽の電気自動車として注目を集めています。

しかし地方では充電ステーションの不足が顕著であり、一度の充電時間も給油程スピーディーではないため、使用条件によっては「使い勝手が悪い」と感じる恐れがあります。

  • 100km以上の遠乗りする場合は充電スポットのチェックが必須
  • 航行可能距離がガソリン車より短い
  • 急速充電でもランプ点灯時から80%まで充電に約40分かかる
  • 災害が多い日本では停電時に充電ができない不安がある
  • 効率よく充電するにはタイミングが重要になる

充電時間(料金)は同じなのに、充電できるのが51%と35%というのはちょっと…。
スマホなんかでも、20%くらいになってから充電するのが効率が良いとか言いますね。
でも、本気でバッテリーを長持ちさせるなら「充電は70%→80%を繰り返す」なんて話もあったような…利便性も考慮したら、さすがに無理ありますが。 引用元:価格.com「サクラ 普通充電」の口コミ

目的地の駐車場に複数の普通充電機器もしくはコンセント。 高速道路や幹線道路に複数の急速充電機器があればいいだけなんだけど。 僕が電気自動車に乗って約5年。 なにも変わらない日本の充電インフラ。
引用元:Twitter@TAKA500C

こんな人にはSAKURAがおすすめ

通勤や近所のお買い物など、決まったエリアで乗りたい方にとってはメリットが多いのがSAKURAの特徴です。

また車両本体価格は230万円台からと軽自動車としては高めの設定ですが、補助金を上手く使うことで130万円前後で購入できる自治体もあります。

  • 自宅での一度の満充電が300円程度で燃料代を抑えらえる
  • 電気自動車特有の滑らかな加速
  • 被災時の一時的な蓄電池として利用できる

補助金制度は予算満了次第終了になってしまうので、購入時に制度がまだ使えるかは必ず確認してくださいね!

②スズキ:ジムニー

「はたらく車」として長く愛されているジムニーの現行型は、本格オフローダーでありながら「先進安全装備」や「快適装備」も積極的に採用した実用性を併せ持つ車です。

ジムニーが持つ唯一無二のパワフルなデザインと高い性能の融合で人気が爆発、さらに社会情勢の影響もあって非常に長い納期が必要になっています。

  • グレードやボディカラーによって最長1年半の納期
  • ディーラーによって多少割り当て台数が異なる
  • リコール問題や感染症・戦争・半導体不足の影響が大きい
  • 長納期に変わりないが、徐々に解消しつつある
  • マイナーチェンジが終了したので、安定的な生産期に入る希望がある

まだまだ来ません 予定は1年半で納車1ヶ月前に電話が来るはずなので、待ち遠しい限りです。。。w
引用元:Twitter@JB64_500

来年ジムニー買う予定 納車まで一年ちょとかかるみたい 引用元:Twitter@I20bfCq

こんな人にはジムニーがおすすめ

相変わらず納期が長いものの、納車を急がない方にとってはとても優秀でアクティブな軽自動車です。

キャンプや釣りなどのアウトドアにもピッタリで、昨今の情勢に当てはまって人気の後押しとなっています。

  • 高い人気なので、残価率が高めで月々の支払いの負担が軽め
  • 将来的に下取りや買取りで高値が付きやすい
  • 国内の軽自動車でオフロードタイプは非常に少ない
  • デザイン性が高く、アウトドアにもピッタリ

ジムニーの長納期化は徐々に解消されつつあるものの、兄弟車の「ジムニー シエラ(普通車)」は納車まで2年以上かかります。ジムニーシリーズ全体でプレミアが高まっているんですよ!

③ダイハツ:キャスト

引用元:【公式】ダイハツ キャスト公式サイト

ダイハツが製造する軽トールワゴンのキャストには、もともと多くのモデル展開が行われていました。

しかし今では「キャスト・スタイル」の1タイプのみの展開となっていることから、廃盤に向けたモデル整理が進んでいることがうかがえます。

  • デザインの好き嫌いであまり売れていない
  • 将来的な下取り・買取りで高値が付きにくい
  • モデル整理が進んでいることから、廃盤がささやかれている

キャスト アクティバとキャスト スポーツが廃止されてキャスト スタイルがなんとか残っているぐらいですから、キャスト スタイル自体存続するかどうかすら疑問です。 引用元:価格.com「ダイハツ キャスト」

ダイハツのキャストっていうのがあるけど後ろのあのウインカーの位置って見にくいっていやー見にくいかな。ストップランプとウインカーが離れすぎだしな。箱バンの軽の車でバンパーに組み込まれているものは、ストップランプの隣にウインカーがあるからこれは見やすいと感じるよね。 引用元:価格.com「ダイハツ キャスト」

こんな人にはキャストがおすすめ

キャストはデザインの好みで評価が二分していますが、質の高いインテリアが評価されており、レトロな雰囲気がタイプな人にはハマりやすい車種です。

  • 安全・走行性能は普段使いに全く問題がないクオリティ
  • 上品なデザインなので、女性を中心に年齢を問わずに好まれている
  • ステアリングと取り回しの良さが魅力

④整備状態が不透明な中古車

前述でも解説した通り、中古車は前オーナーの使い方や整備頻度によって状態が大きく左右されてしまいます。

細かいメンテナンスを施していなかった車の場合、高年式・走行距離が短くても予期せぬ故障を引き起こす可能性が高くなってしまいます。

  • 値段優先で決めると、整備・車検代で高くつくことがある
  • 重大な瑕疵がある可能性
  • 通販等で購入したら実車がボロボロだった

今年の春に購入した中古の軽バンが早速壊れた。 走行距離9万で買ってタイミングベルトを交換してしばらく乗るつもりだったのに、エンジンがガタガタで、整備工場で簡単に整備して貰うこと2回、今日の畑の帰りにまたヤバくなり、そのまま整備工場に駆け込んで、そしたら何も言わずに代車を貸して貰えた
引用元:Twitter@suguru0220

軽の中古はねぇ…。 軽は維持費が安くて人気が高いので値落ちしにくいですし、普通車に比べて耐久性が低いので故障の心配もありますし…。 安さ重視ならスズキのアルトが最安100万以下なので下手な中古の軽買うよりお買い得かも…。 引用元:Twitter@ShimoNeko_desu

こんな人には中古の軽自動車がおすすめ

中古の軽自動車を購入するなら、状態が保証された車両を選ぶか、次回乗り換えの時期を決めて割り切って購入する分には便利です。

特に免許を取ったばかりの初心者さんは、運転に慣れるまでの「とりあえず乗る車」のつもりで購入するにも向いています。

  • 条件が良い中古車なら車両本体を抑えて長く乗れる
  • 納車後の保証がしっかりした販売店から購入する
  • 第三者機関の品質鑑定書が付いていると安心

まとめ

ここまで買わない方が良い中古車について詳しく解説してきました。

▼買ってはいけない軽自動車まとめ

車種 注意する点 良い点
日産/SAKURA 充電施設の設置が少ない地域や
効率よく充電するタイミングが難しい
数少ない軽の電気自動車
補助金がある
スズキ/ジムニー 納車に1年半前後の長い時間が必要 デザイン性が良く非常に人気
残価率高く、リセールバリューが良好
ダイハツ/キャスト デザインの好みが両極端で
手放す際に高値が付きにくい
トヨタがOEM車として採用している
高性能・高機能な車両
状態が不透明な中古車 軽自動車の中古車は割高であり、
整備状態が不透明だとすぐに故障する恐れ
長期保有に向かないので、短期間だけ
乗る場合や初めての車には良い

今回はあえて「買ってはいけない車種」として挙げましたが、いずれも高い安全性能な優秀な軽自動車ばかりです。

気をつけたいポイントはあるものの、車は長く乗る相棒なので自分で納得できるのであれば問題ありません。

色々な車種と比べて検討してみましょう。

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