車を持っている方なら
必ず行うタイヤ交換ですが、
どんな作業にもトラブルは付き物です。
「タイヤ交換中にボルトが
折れちゃった!?」
「気づいたらボルトが折れてるんだけど
大丈夫かな…」
なんて経験ありませんか?
通常、タイヤは4〜5本のボルトで
止まっているので
「一本ぐらい大丈夫」
とついつい考えてしまいますが…
そのまま放っておくと、
最悪の場合脱輪して事故に繋がります。
そうならないためにも、
早急に修理することが大切です。
今回の記事では
ボルトが折れた際の修理方法や費用
についてお話していきます。
タイヤのボルトが折れた!修理の費用はどれくらい?
ボルトが折れた時の修理費は
車種やお店によって異なりますが、
おおよそ2000~14000円が相場です。
「なんでこんなにばらつくの?」
と不思議に思われるので
解説していきます。
ボルト交換の費用の内訳は
- ボルト代(100〜300円)
- 工賃
となっています。
価格に大きな差があるのは、
工賃が車種により大きく異なるためです。
車種によりボルト交換作業の
難易度が変わるため、
このような価格差が生じてしまいます。
他にも、工賃には
基本作業料というものがあり、
ディーラーの方が高く
カー用品店の方が安いです。
少しでも安く抑えたい方は、
カー用品店で修理するのが一番です。
そこで、
最寄りのオートバックスに
ボルト交換がいくらになるか
聞いてみました。
ボルト交換のオートバックスの費用は?
オートバックスでは
1本あたりおよそ2300円~
となっています。
「えっ、そんな安いの?」
と驚かれたかもしれません。
残念ながら、
上記の工賃はベース料金なので
車種によっては高くなる可能性
があります。
また、
オートバックスで直せない車種もあり
事前に修理可能か問い合わせておく
ことをおすすめします。
ボルト修理はガソリンスタンドではできない?
車検や整備ができるガソリンスタンドで
修理してもらえます。
ですが、
近年ではセルフスタンドの台頭により
整備士の所属するスタンドが少なく
なっています。
確実に修理したい場合は
事前にガソリンスタンドへ問い合わせるか、
ディーラーやカー用品店へ行く方が無難です。
タイヤのボルトの修理にかかる期間とは?
作業時間は車種によって大きく異なり、
1時間以内に終わる車もあれば
3時間以上かかる車もあります。
「じゃあ壊れてもすぐ直せるんだ!」
残念ながら、
部品がない場合は取り寄せる必要がある
ため時間がかかります。
特に、カー用品店や
ガソリンスタンドで修理する場合は
部品を取り寄せることになるので注意
してください。
修理は自分でDIYできる?専門業者に依頼するのが無難?
数時間で完了する作業なら
自分でDIYしたくなりますが、
整備士資格が必要な作業ですので
専門業者に依頼するのが無難です。
もちろん、
ネットで調べれば作業手順は分かりますが、
ボルトは走行安全に関わる重要なパーツです。
自信がない方は必ずお店で修理
してもらいましょう。
タイヤのボルトの締めすぎが折れる原因?
タイヤのボルトが折れてしまうのは
ボルトに過剰な負荷がかかってしまう
ことが原因です。
負荷がかかってしまう理由は
- ボルトの締めすぎ
- ホイールハブとホイールの間に異物が混入する
などが挙げられます。
このように、
設定以上の力がボルトにかかると
折れてしまいますが
寿命などはあるのでしょうか?
タイヤのボルトにも寿命があるの?
タイヤのボルトは消耗品ではないので
基本的に寿命はありません。
とはいえ、錆びついてしまった場合は
過剰なトルクがかかっている状態
なのでボルトが折れる危険があります。
あなたの車のボルトが錆びている場合は
交換をおすすめします。
ボルトが折れたままの走行はかなり危険!?
普通車のタイヤは4本ないし5本のボルトで
車両に固定されているので
「一本折れたって平気なんじゃないの?」
とついつい考えてしまいます。
しかし、その考えは非常に危険です。
ボルトが折れた状態で走行すると
正常なボルトに過剰な負荷がかかります。
その結果、
正常なボルトまで折れる可能性が高くなり
最悪の場合脱輪へと繋がります。
ボルトが折れたらなるべく車を動かさず、
レッカーなどで修理工場まで
運ぶことをおすすめします。
タイヤのボルトが外れることもあるの?
タイヤのボルトが
自然に外れることはありません。
ボルトには返しがついており、
ハブベアリング(ホイールと車体を接続するパーツ)
の裏側から通す構造なので
抜けないようになっています。
まとめ
本記事では
- 修理費用は1本2300〜14000円
- ディーラーよりカー用品店の方が安い
- ガソリンスタンドでも修理できる
- DIYはおすすめしない
- ボルトを締めすぎると折れてしまう
- ボルトに寿命はない
- ボルトが自然に外れることはない
という内容をご紹介しました。
たかがボルトされどボルト、
折れたまま走行すると事故に繋がるので
すみやかに修理に出しましょう。
「ホイール交換でボルトが
折れたらどうしよう…」
そんな時は業者にお願いしましょう。
いかがでしたか?
みなさんのお役に立てれば幸いです。
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