通勤・通学や買い物、旅行まで色んな用途で
大活躍の自転車。
特に車を持っていない学生にとって、自転車は
貴重な交通手段の1つなので毎日乗っている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
ところで皆さんは自転車の時速の平均を
ご存知でしょうか?
もちろん自転車の種類や漕ぐスピードによって
自転車の時速は変わります。
でも、自転車のおおよその時速を知っていれば、
通勤・通学にかかる時間はもちろんのこと、
旅行に行く場合は無理のないプランを
立てることもできますよ。
今回は自転車の種類別の時速の平均や
時速の計算方法についてご紹介します。
毎日自転車に乗る方や自転車で旅行に行こうと
思っている方、必見です!
自転車の時速の平均はどれくらい?5つの種類別で紹介
歩道を歩いている時に、後ろや前から
猛スピードで自転車が傍を通り過ぎたという
経験はありませんか。
本来ならば、車道を走らなければならない
自転車ですが、未だに歩道を走行する
自転車が後を絶ちません。
最近では、自転車と人の衝突事故で
亡くなってしまう悲しい事故も
少なくありません。
乗り方によっては凶器と化す自転車ですが、
時速の平均はどれくらいなのでしょうか?
ここでは、自転車の種類別に時速の平均を
ご紹介します。
1.ママチャリ
私たちが普段使いで乗るママチャリ
(シティサイクル)は、最低限の装備が
整えられており価格がリーズナブルなのが
特徴ですよね。
通勤・通学や買い物などで使っている人も
多いのではないでしょうか。
そんな私たちの身近な交通手段である
ママチャリですが、スポーツサイクルと違い、
車体が重いため、平均時速は12km~18km
となっています。
もちろん走行する道によって変動はありますが、
平均20km以上でママチャリを走行するには
ペダルを必死に漕がないと難しいようです。
2.マウンテンバイク
悪路でもラクラク走行できるマウンテンバイクは
ギアチェンジができるため、ママチャリと
比べるとラクにそして速く走行することが
できます。
そんなマウンテンバイクの平均時速は、
時速20km~25km程度だと言われています。
これだけ見るとママチャリと時速5kmくらいしか
変わらない!と思われるかもしれませんね。
ですが、時速5㎞の差は意外と大きく
1時間で5km、2時間で10kmの差が出るので、
走行時間が長ければ長いほど進む距離の差は
大きくなります。
3.ロードバイク
自転車の中で最も速く走行できる
ロードバイクは、プロが競技で乗る場合、
最高時速70km、時速の平均は40kmにも
なります。
ママチャリの倍の速度になりますね。
ですが、ロードバイクで速度を出すには
技術と練習が必要で、一般の人が頑張って
乗った場合、平均時速は20km~30km程度に
なると言われています。
マウンテンバイクよりちょっと
速いくらいですね。
4.ミニベロ
タイヤの直径が小さいミニベロは、
タイヤが小さいので速度は出ないと
思われがちです。
ですが、意外にもミニベロの速度は早く、
マウンテンバイクと同じ平均時速20km~25km
くらいスピードが出ます。
ですが、このぐらい速度がでるミニベロは、
スポーツタイプのミニベロの場合。
安いモデルのミニベロだとそこまで速く
走行することは難しく、ママチャリと
同じくらいの速度しか出ません。
5.子供用
子供用の自転車の平均時速は、
サイズや乗車する子供の体力にも
よりますが、大体10kmぐらい。
また、道路交通法により13歳未満の子どもは
特例で歩道で自転車を走行しても
いいことになっています。
そのため、子供は安全のために車道を
走行することが少なく、歩道で人混みを
避けながら走行するので平均速度は
もっと遅くなることが予想されます。
自転車の平均の速度はどうやって計算するの?
自転車の平均速度の計算方法は、小学校で習った
距離÷時間=速さ
で求めることができます。
懐かしいと思った人もいるのでは
ないでしょうか?
例として、家から学校までの距離が
10キロメートル、かかった時間が30分だと
すると、計算式は、
10km÷(30/60)時間=20km/h
となり、平均時速は20kmになります。
分かりやすい例を出したとはいえ、簡単すぎましたね。
自転車の速度を知るためのアイテムがあるって本当?
自転車に乗りながら平均速度や現在の速度を
計測することができるサイクルコンピューター
というアイテムがあります。
速度だけでなく、消費カロリーや移動距離も
計測・記録できるので長距離を走る
ロードバイクに乗る人に嬉しいアイテムに
なります。
自分の今の速度と走行距離が分かれば、
目的地に着くまでのおおよその時間も
計算できますしね。
サイクルコンピューターの価格は
3000円~10000円と幅広く、最近では
スマホと連動して記録をアプリで
確認することができるものもあります。
人気のサイクルコンピューターについては、
以下の動画が参考になりますよ。
どちらも魅力的なアイテムですよね。
まとめ
- シティサイクル…12km/h~18km/h
- マウンテンバイク…20km/h~25km/h
- ロードバイク…20km/h~30km/h(プロの場合40km/h)
- ミニベロ…20km/h~25km/h
- 子ども用自転車…10km/h
となります。
もちろん漕ぐスピードによって変動しますが、
一覧に出してみると意外と速いことが
分かっていただけたかと思います。
また、時速の計算方法は小学校のころに習った
距離÷時間=速さ
で求めることができるので、速度計が
付いていないシティバイクやミニベロ、
子ども用自転車の時速もこれで
計算することができます。
なお、スポーツバイクで旅行をする際は、
サイクルコンピューターで速度を計測しながら
走行すると無理なく目的地まで行くことが
できますよ。
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