自転車のペダルを取り外そう、
ペダルの交換くらい簡単だろう。
そう思い、いざ目の前にしてみると
意外とむずかしそう…
外し方がまったくわからない!
やり方はあってるはずなのに
全然外れない!
そんなとき、無理に外そうとすると
ネジがバカになってしまったり
壊れてしまう可能性も…!
そこで、今回は
- 自転車のペダルの外し方
- 自転車のペダルが固い場合の手順
- 自転車のペダルを外す際のポイント
を徹底的に解説します。
ペダルの外し方の手順は
どんな種類の自転車でも
基本的に違いはありません。
ぜひご一読のうえ
正しく作業に取り掛かってくださいね。
自転車もペダルの外し方!固い場合の3つの手順を紹介
それではさっそくですが
自転車のペダルの外し方を解説します。
固い場合はもちろんのこと、
固いかを確認していない場合でも
はじめからこの手順を実行しておくことで
かなり楽に取り外せるようになりますよ。
1.浸透タイプの潤滑油をネジに吹きかける
数年乗り続けている自転車のペダルは
ネジの部分が錆びて
固着してしまっている可能性が高いんです。
ネジを無理に回そうとすると
穴がなめてしまい、専用の工具を購入したり
修理に出す羽目になることも。
ペダルを外す際は、まずネジの部分に
浸透タイプの潤滑油をかけましょう。
浸透タイプの潤滑油はスプレータイプの
赤い「KURE5-56」があります。
スプレーの噴出口が細長くなっているので
しっかりとネジに吹きかけてくださいね。
2.ネジに吹きかけたら半日置いておく
浸透タイプの潤滑油をしっかりとかけたら
そのままの状態で短くても半日はおきましょう。
ネジの隙間から潤滑油を
しっかり浸透させるために
必ず半日は放置してくださいね。
ペダルを外す、とわかっている場合は
前もって潤滑油をかけておき
他の用事をする、というのも
おすすめですよ。
3.ペダルのネジをスパナで緩める
ネジに潤滑油がしっかり浸透すれば
固着してしまったペダルでも
比較的小さな力で回すことができます。
ペダルはネジを緩めれば外れますが
ここでいくつか注意点があります。
次の章では自転車のペダルを外す際に
知っておきたい3つのポイントを
それぞれご紹介しますね。
自転車のペダルを外す際に知っておきたい3つのこと!
自転車のペダルを外すには
少々コツが必要なんです。
ここからはペダルを緩めるために重要な
ネジを回す方向や工具をご紹介します。
1.右側のペダルを緩めるのは反時計回り
右足をかける方のペダルを
外すにはネジを時計と反対に回します。
当然ですが、締めるときは反対の
時計の方向に回してくださいね。
ちなみに、ペダルのネジを回す方向は
子供用やママチャリはもちろん
クロスバイクなど全ての自転車で統一です。
これさえ覚えておけば
家族の自転車のペダルの故障にも
対応できるので安心ですね。
2.左側のペダルを緩めるのは時計回り
次に、反対側
左足をかける法のペダルですが
こちらのネジは右とは反対で
時計回りに回して緩めます。
どちらも同じ方向だと思い込み
間違ってしまうこともあるので
よく覚えておいてくださいね。
左右でネジを回す方向が反対なのは
どの種類の自転車でも同じです。
ペダルをこいで回していても
緩んでしまわないようになっている
と覚えておくと良いですね。
ネジの方向がわかりづらいので
解説してくれている動画をご紹介します。
1分を過ぎたあたりから
説明が始まるので
チェックしてみてくださいね。
3.使用するスパナは15mmが最適
最後に、ペダルのネジを外すための
工具について解説します。
工具は、ペダルの種類によって
少し変わってくるのですが
基本的には専用のペダルレンチか
15mmのスパナを使用します。
ペダルのネジ用のスパナは
どの種類の自転車も
全て15mmサイズになっています。
15mmサイズのスパナは
工具セットに入ってないことが多いので
個別に買い足す必要があります。
ホームセンターや
ネット通販でも購入できるので
あらかじめ工具の確認をして
なければ揃えておきましょうね。
ちなみに先ほどの動画では
スパナではなく六角レンチを
使用するタイプでしたが
ネジの方向に違いはありませんよ。
まとめ
今回は、自転車のペダルの
- 外し方と固い場合の手順
- ネジを回す方向
- 使用する工具
についてご紹介しました。
特に工具については
正しいサイズのものを使用しないと
ネジがなめてしまい
面倒なことになってしまいます。
工具に慣れていないと
どれも大差なく感じますが
しっかりと15mmのスパナか
ペダルレンチを準備してくださいね。
また、自転車のペダルは
ネジが回り一度緩むと、
そのあとは思い切り緩みます。
強く回しているときに緩むと
どこかにぶつけたり挟むなど
怪我をしてしまうので注意しましょう。
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