マツダのクリーンディーゼルに興味がありつつ、「後悔したからやめたほうがいい」「煤で壊れやすいし不具合が多い」という評判を聞いて躊躇する人は少なくありません。
見た目のカッコよさや燃費に魅力を感じても、すぐに壊れてしまうのかと不安を抱えたままで高い買い物はできませんよね。
安心してマツダのディーゼル車に乗るために、悪い・良い口コミを紹介しその理由までまとめて紹介します。
▼この記事に書いていること
ディーラーでの煤除去費用も紹介するので、ガソリン車とディーゼル車のどっちにするかというお悩みの解決に役立ててください。
マツダのディーゼルは後悔する?評判&口コミまとめ
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マツダのクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIVE-D」は、トルクが大きく加速に優れているのが大きな特徴ですが「購入して後悔した」という意見があるのも事実です。
悪い意見・良い評価の中でも、特によく聞かれるのは次のような口コミです。
多くのネガティブな意見は、ディーゼルならではの特徴を知らなかったり合わない乗り方が原因だと考えられ、強みである寿命や燃費に関しては高く評価する声もたくさん聞かれます。
ユーザーや周りの人の意見を聞きその理由を追求すると、クリーンディーゼルエンジンのメリットとデメリットへの理解を深めるのに役立つはずですよ。
実際の口コミを参考に検証しましょう。
マツダのディーゼルはやめたほうがいい?
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マツダのディーゼル車はやめたほうがいいという意見の中には、一般的なガソリン車では聞かれない「煤(すす)」に関連するものが多いようです。
ディーゼル車は軽油を燃料とし、レギュラー・ハイオクのようなガソリンを使う車両にはない、煤が発生します。
知らずに購入して困ることがないように、口コミとディーゼルの特徴をしっかり確認しましょう。
①煤問題がやばい?
マツダのディーゼルには、「煤が多くてやばい」と問題視する人意見があります。
マツダディーゼルの欠点はディーゼル特有の煤がせっかくの高トルク、低燃費を一瞬で無にするサイクルで掃除、交換しなきゃならないってところ 引用元:Twitter – @ruruco3
溜まった煤を放置し続けると、エンジン系統の不調にまで発展することもあるようです。
マツダ車のディーゼルは煤(PM)が溜まってくると、差圧を検出して自動でDPFの再生を行う事で溜まったPMを排除していますが、特にチョイ乗りばかりで長距離を全くしないユーザーや、指定以外のオイルを使ってると、PMの発生量も多くなり、DPFの再生でPMを取り除くことが追い付かなくなり、排気系が閉塞してエンジン不調になる事があります。引用元:Yahoo!知恵袋 – マツダCX−60ディーゼルの煤対策
煤に対する厳しい意見はあるものの、マツダでは燃料を焼き尽くして有害物質を抑える技術を高めており、排出量への厳しい基準もクリアしています。
しかし焼き尽くすためにはある程度エンジンを回転させる必要があります。
短距離・短時間のチョイ乗りがメインの人はディーゼルエンジンと相性が悪く、煤が溜まりやすいといえるでしょう。
②故障が多く壊れやすい?
マツダディーゼル車は壊れやすいと心配する人も多いようです。
マツダのクリーンディーゼルって壊れやすいんですか?インテークの煤掃除は車検でやってくれないんでしょうか?引用元:Yahoo!知恵袋 – マツダのクリーンディーゼルって壊れやすいんですか?
マツダのディーゼルは壊れやすいって聞くけど…引用元:Twitter – @sui_obeh
いっぽうで何年も問題なく快適に乗り続けているユーザーもいます。
オーナーです。登録から8年経過したディーゼルターボで、10万キロを走りましたが、故障はしたことありません。もし秘訣があるのだとしたら、通勤距離が片道20kmであることと、エンジンオイルのメンテをきっちりやっているのが効いていると思います。引用元:Yahoo!知恵袋 – マツダ車のクリーンディーゼルの煤問題ってなんですか?
やはり1回の運転である程度の距離を走らせていると煤がうまく除去され、壊れるような問題に発展しにくいと考えられますね。
③不具合が多い欠陥車?
マツダのクリーンディーゼル車には不具合や欠陥が多いイメージを持つ人がいるようです。
マツダのディーゼルは欠陥品なのでしょうか?新車時は売れていましたが、登場から数年後の今は、トラブルの書き込みが多数見られたりリコールも何度か出ていました。引用元:Yahoo!知恵袋 – マツダのディーゼルは欠陥品なのでしょうか? 新車時は…
実際2017~2018年頃には、ディーゼル車を含む多くの車種でリコールが発生した事例もあります。
マツダディーゼルのリコール多すぎでは?引用元:Twitter – @shiro_croe8
しかし不具合には丁寧に対応され、品質は日々改善されています。
初期型ユーザー。買ってから初期のほうでリコールは何度かやりました。車検通して8年目になりますが、故障は一切していないです。今ならリコールもなく乗れると思います。引用元:Yahoo!知恵袋 – マツダのディーゼルは欠陥品なのでしょうか? 新車時は…
マツダに限らず一般的に、新型機種は初期に不具合が発見されることが多いので、欠陥の心配をしたくないと考える人は、発表されてからしばらくは様子を見るといいかもしれませんね。
④音がうるさいのが最悪?
マツダに限らずディーゼルエンジンは特有の音が鳴るため、「うるさくて最悪」と感じる人もいるようです。
マツダのディーゼルですが、高速道路での騒音がものすごいですが、何とかならないものですか?友人が買ったばかりのCX-5で小旅行に行ったのですが高速道路でのあまりの騒音に驚くほどです。引用元:Yahoo!知恵袋 – マツダのディーゼルですが、高速道路での騒音が…
ディーゼルエンジンは「カラカラ」「ガラガラ」というノック音が鳴るのが特徴ですが、マツダでは音と振動に関する部門を設けて研究開発がおこなわれ、大幅な静音化を実現しています。
だれだ、クリーンディーゼルをうるさいと言ったやつは。マツダのクリーンディーゼルはうるさくないぞ!引用元:Twitter – @daisukeesse
また、中にはディーゼルならではの音を好む人もいます。
車内は静かだけど車外から聞くマツダのディーゼル音がうるさいって意見を見たんだが、むしろあの音が良いんじゃないの??引用元:Twitter – @YuuyaHayashi
日々の研究で不快に感じるほどの騒音は抑えらえていると思われますが、静音制に優れたハイブリッド車やEV車と比較すると独特の音が鳴る可能性はあります。
ユーザーの意見や試乗などで確認するといいですね。
マツダのディーゼルの良い評判・口コミ
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マツダのディーゼルに対する良い評判は、寿命やランニングコストに集中しています。
エンジンの作りや燃料がガソリン車とは異なることが大きな要因で、乗り方次第ではとても長く活躍してくれますよ。
①寿命が長い
マツダに限らずディーゼルエンジンは寿命が長いといわれています。
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも寿命は長いです。ディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりも頑丈にできています。引用元:Yahoo!知恵袋 – ディーゼルエンジンの寿命 乗用車用のディーゼルエンジンの寿命は、…
一般的なディーゼルエンジンはパワーを出力する時にガソリンエンジンより強い力がかかるので、耐えられるように頑丈に作られています。
もちろん乗り方やメンテナンスによるところはありますが、走行距離が30万kmを超えても不具合なく活躍する車もあるようです。
私の友人は以前 ○ツダディーゼル車を4万kmで壊してしまいましたが、私が散々指摘して以来人が変わった様にメンテし、今も同じ○ツダディーゼルに乗っていますが、営業用途か、既に30万kmを突破しました。現在目立った故障もありません。やはり愛情ですよね。引用元:Yahoo!知恵袋 – ディーゼルエンジンの寿命 乗用車用のディーゼルエンジンの寿命は、…
30万km走っても元気でいてくれるのは、かなり魅力的ですよね!
②耐久性が高い
マツダや他社製でもディーゼルエンジンは、頑丈に作られ耐久性が高いのも大きな魅力です。
ハイエースのディーゼル4駆の中古をネットで見ていたら、走行距離40万キロ以上のものが沢山ヒット。とてつもなく耐久性のある車だと知って欲しくなってる。引用元:Twitter – @ojimaru_camp
ディーゼルエンジンの耐久性が高いのは、強く作られていることに加えてガソリンエンジンと比較して構造がシンプルで、部品が少ないこともひとつの要因です。
しかしマツダのクリーンディーゼルエンジンは、排ガスの軽減や車両全体の軽量化のために作りが複雑になり昔ほどの頑丈さがなくなっているという声もあります。
マツダのディーゼルは低圧縮なのでNOx出にくい反面、その分高回転型+耐久性を削って軽量化してるので、10万キロ位走ったらガタガタになりそうな予感(・ω・)引用元:Twitte – @satio1127
日々改良がなされているので一概には言い切れませんが、長く付き合うためにはメンテナンスを怠らず大切に乗らなければなりませんね。
③維持費が安い
マツダのクリーンディーゼル車は燃費が良く燃料費も抑えられることから、維持費が安いと人気です。
維持費がとにかく安くて人気の軽自動車だけど、実はもっと維持費の安い車はあります!それはデミオXD。マツダ肝入りのクリーンディーゼルはリッター20kmは走るし一回の給油30Lでレギュラーより1500円ほど安いの。軽から乗り換えたんだけどかなり経済的でした。引用元:Twitter – @U3765
同じ車種でもガソリン車かディーゼル車かで燃費のカタログ値が大きく異なります。
▼マツダCX-3燃費 カタログ値比較(単位:km/L)
ディーゼル | ガソリン | |||
---|---|---|---|---|
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | |
市街地モード | 16.8 | 16.0 | 14.4 | 13.3 |
郊外モード | 20.0 | 19.1 | 17.2 | 16.2 |
高速道路モード | 22.2 | 20.9 | 18.3 | 16.7 |
クリーンディーゼルエンジンの燃費の良さがわかりますね。
さらに燃料である軽油はレギュラー・ハイオクガソリンと比較して、1Lあたりの価格が非常に安価です。
▼軽油・ガソリンの価格比較(2023年4月 全国平均)
軽油 | 148.3円/L |
---|---|
レギュラーガソリン | 168.2円/L |
ハイオクガソリン | 179.0円/L |
仮に燃料を5,000円分入れたとして、軽油なら約33.7L・レギュラーガソリンなら29.7Lと、軽油の方が4L多く入りますね。
1Lあたりの燃費の差は高速道路モードなら3.9kmなので同じ5,000円でディーゼル車の方が約15.6km遠くまで走れることになります。
何年も乗り続けることを思うと、かなり大きな差になってくるはずですよ。
マツダのディーゼル煤除去費用!ディーラーではいくら?
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マツダのディーゼル車の煤除去を依頼したいが「費用がわからない」「ディーラーではいくら?」と悩む人が多いです。
ただ残念ながら、ディーラーでは内部のクリーニングをおこなっていません。
マツダさんはディーラーで煤掃除してくれればディーゼルも購入検討の対象に入るんだけどなあ。一部の修理屋さんでしかやってないのは問題だと思うけど…。引用元:Twitter – @B2409HDS
状態によるかとは思いますが、外部の修理工場に依頼した場合でも14万円ほどと比較的高額なメンテナンスになるようです。
マツダをはじめクリーンディーゼルはこのように吸気ポートやバルブに煤が堆積するので定期的にクリーニングが必要です。費用は14万円と高価でしたがおかげでひとつ下のギアかと思うぐらいトルクが復活しました。引用元:Twitter – @c39vw
費用はかかるようですが、アクションのよさを実感して満足されているようです。
ディーラーでもクリーニングしてほしいという働きかけもおこなわれているので、今後改善されるかもしれませんね。
マツダのガソリン車orディーゼル!どっちがいい?
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マツダの車で、ガソリンエンジンかディーゼルエンジンかどっちにしようかと考えている人は、自分の乗り方を考慮して検討しましょう。
ガソリン車向き | ・1回の走行距離が短い ・街乗りが中心 ・それほどパワーは必要ない ・静かな走りを希望 |
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ディーゼル車向き | ・最低2週間に1度は20分以上走行する ・パワフルな走りを希望 ・スムーズな走りを希望 ・CO2排出量の少ない車がいい |
近場への買い物や家族の送迎を中心とした街乗り・チョイ乗りになる人は、ディーゼルよりガソリン車の方が向いているといえます。
しかしマツダのクリーンディーゼルは燃費が良く少ない燃料で走れるので、CO2排出量も抑えられて環境への悪影響が少ない優れたエンジンです。
ネックとなる煤問題も、2週間に1回・20分以上の走行で自動的にクリーニングされて解決します。
ディーゼルならではの強いトルクが生きたパワフルでスムーズな走りを追求したい人は、ぜひクリーンディーゼルエンジンを検討してくださいね。
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