全国放送でも何度も特集されたことがあるエンジン添加剤の「ベルハンマー7」。
自分の所有する愛車に使用できるのか?使ってはいけないと言われているけど本当に大丈夫なのか、愛車を大切にしているからこそ気になる口コミがありますよね?
そこで今回はベルハンマー7を使ってはいけない?評価・評判をまとめて紹介します。
▼この記事に書いてあること
その他にもベルハンマー7とベルハンマーライトの違いについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベルハンマー7の評価・評判まとめ
実際にベルハンマー7を使用した経験のある人の口コミでは
のような内容が見られました。
燃費向上や異音や振動が減少されるなどの不具合を解消できるベルハンマー7は、有機モリブデン系添加剤と極圧剤のW皮膜のガソリン車専用エンジンオイル添加剤です。
一方で、使ってはいけないと言われる塩素系添加剤でもあるので、改善された良い口コミを見ても少し使用を考えてしまう人も少なくないようです。
それぞれの口コミを見ながらベルハンマー7のメリット・デメリットについてご紹介していきます。
ベルハンマー7は使ってはいけない?デメリット
修理工場でも勧められることがあるベルハンマー7を使ってはいけないと言われるデメリットを調べてみると、以下のような声が見られました。
口コミと一緒にその内容を見てみましょう。
使ってはいけないって本当?
オイル交換でベルハンマー7入れてみます〜あ、カロスポにです。これ湿式クラッチに入れたらダメなんで引用元:Twitter-@md211vf02
湿式クラッチにベルハンマーはダメなのに乾式はダメって書いてるやん。怖っ引用元:Twitter-@MGR_racing
ATフルード(オートマチックトランスミッションフルード)やCVTフルードへの使用は販売・開発を行うスズキ機工株式会社も使用しないでくださいと注意喚起しています。
これはメーカーが設計したフルードの流動性を損なう恐れがあり、スズキ機工株式会社では責任が持てないので自己責任で使用して欲しいと推奨しています。
ブレ-キ・クラッチ・特にバイクのエンジンオイル(湿式クラッチ)等、摩擦で動作を制御する箇所には、絶対に使用をしてはいけません。
特に湿式クラッチのバイクは使用時には注意が必要だ。ディーゼルエンジンへの添加もスズキ機工株式会社では推奨していないから、愛車に使用する時には確認しよう。
塩素系?
ベルハンマーの中でも物にもよるけどこの辺のは塩素系の成分がマクロレベルで金属を溶かして抵抗を無くしてるからノンシールチェーンで走行ごとにガソリンで洗ってるような人には関係ない話。逆にシールチェーンやと最悪ってケミカル屋さんが教えてくれた引用元:Twitter-@ll10u6620clc_xx
ベルハンマーは塩素系添加剤が配合されているので、オープンな箇所に使用するのは不向きです。短期的には効果はありますが、長期的には錆が発生しやすく、金属を脆くしてしまう可能があります。こまめにメンテナンスされる方なら問題ないかもしれませんが…私なら使用したくないかもです笑 引用元:Twitter-@greenApple_pai
エンジンオイルの添加剤には多くの種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。
特に塩素系は否定的な意見も多く、エンジン内部の金属表面の摩擦係数を下げたりするのでエンジン添加剤には向かない=金属表面が溶けてエンジンに悪いと認識している人もいます。
国によっては塩素系の添加剤は製造・販売が禁止されている地域もあり、最近では塩素系を避ける傾向にあります。
車種や年式などに応じて塩素系の添加剤を使用することでエンジン内の洗浄・保護ができたり、シリンダー内でのピストン運動による金属摩耗で生じる鉄粉や酸化をエンジン内部に溜まりにくくする効果も塩素系の添加剤にはあります。
愛車の状態やどのような乗り方をしているかに応じて、エンジン添加剤を使用するのがおすすめ。決して塩素系が全てダメだということではなく、状況や状態に応じた選択が良いんだ。
飛び散る?
ベルハンマーをチェーンに使った感想。潤滑性は非常に良さそう。ただいつまでも飛び散る。引用元:Twitter-@beta_tetsu
ベルハンマーには防錆効果は全くありません。記載もないですが〜余計なもの使わないで素直にワコーズのチェーンルブ噴いとけばよかった。引用元:Twitter-@kxn4XrWkjA27Ng3
チェーンなどに使用して滑りが良くなり、引っ掛かりがなくなる実感をする人は多いですが、それがいつまでも飛び散ってしまい錆が発生してしまうことがあります。
ベルハンマー7を販売・開発するスズキ機工株式会社では、ベルハンマーシリーズの販売を行っており、口コミにあるような商品はLSベルハンマーやGOLDといった商品の可能性が高いです。
というのも、ベルハンマー7はエンジン添加専用用品の為、正しく使用すれば飛び散る心配はありません。
ベルハンマーシリーズの商品の一部ではスプレータイプの商品もあり、チェーンなどに使用することで飛び散ってしまい、それに気付かずに拭き取りなどのメンテナンスを行わなかったことで錆が発生してしまったと考えられます。
ベルハンマー7はエンジオイル添加専用品だから、正しく使用すれば問題ないんだ。使用してはいけない車種もあるからしっかりと確認は必要だな。
ベルハンマー7のメリット
ベルハンマー7のメリットを調べてみると、以下のような口コミが多く見られました。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
燃費がよくなる
ベルハンマー7を入れたらエンジンの回りっぷりも燃費も良い。見た事ない数字だった。引用元:Twitter-@le6mars74
ベルハンマー7を入れたら、いつもはトリップが320kmあたりで燃料の残量1目盛りになってそわそわしてくるのに、360km走って残量目盛り1つ。ガチ検証したわけではないけどやっぱり燃費伸びるのでは?引用元:Twitter-@unicchi
ベルハンマー7を使用した人の口コミで多く見られるのが燃費が向上したという意見です。
実際にスズキ機工株式会社のベルハンマー7公式サイトでは、約180㎞街乗りテストで以下のような結果を公表しています。
添加前は燃費が12.6㎞/L、添加後は年譜が14.8㎞/Lに燃費が2.2㎞/L・約14%アップしました。※燃費試験は車両のコンディションや環境によって数値に差がでます引用元:スズキ機工の潤滑剤ベルハンマー7
最近では車両に燃費計算されるものも多く、もちろん車両の状態や乗り方によって左右されることもありますが、実際に目で見た数値で変化を実感して燃費が良くなったという意見が多く見られました。
不具合を解消できる
ベルハンマー7の効果凄い…車内の籠り音がめっちゃ減った!引用元:Twitter-@shota_t5
エンジンオイル交換ついでに添加剤のベルハンマー7入れました!アイドリングの音が小さくなった?のと吹け上がりが良くなった?ような気がします引用元:Twitter-@86kuuya
先に販売していたLSベルハンマーやLSベルハンマーGOLDの原液の極圧剤(EP)が作用し、金属表面に極圧被膜が形成され、滑らかになることでエンジン寿命の延命やドライスタート時のエンジン保護が可能になりました。
ですが、このLSベルハンマーやLSベルハンマーGOLDの被膜形成の持続力が課題となり、新たなにベルハンマー7を開発。
ベルハンマー7はLSベルハンマーやGOLDの性能+持続力が高まったことで、さらにエンジン・レスポンス向上に繋がります。
音や振動が静か
オイル交換したので、ベルハンマー7の2度目の投入!エンジン始動後のアイドリングが900回転→800回転に下がり、音も静かになった気がします!引用元:Twitter-@HIKARU_SURF23
オイル交換でベルハンマー7を入れることができました。スマホのスペアナアプリでオイル交換前後の音を録って比べてみました。全体的なノイズがかなり小さくなってます。実際の走行でも静かでスムーズに加速することを体感できます。引用元:Twitter-@7PCANWogT6Abc9e
先に述べたように、ベルハンマー7はLSベルハンマーやGOLDの性能に、持続力が高まったことで金属表面の摩擦低減と保護・延命を今までにないレベルで実現できるようになりました。
それにより異音や振動の減少に繋がり、アイドリングが静かで安定したり、加速時の拭き上がりが良好になります。
もちろん、音に関しては日頃から乗っている愛車の所有者が分かるかどうかの範囲である場合もありますが、実際に数値で改善を確認している人も多いです。
車両のコンディションなどによっても変化は異なることがあるぞ。1度の使用では分からないこともあるので、少しでもベルハンマー7を使用して調子が良さそうだと思ったら、複数回使ってみるのも良いかもな。
ベルハンマー7とベルハンマーライトの違いとは?
ベルハンマー7の類似品としてベルハンマーライトがありますが、その違いについて紹介します。
▼ベルハンマー7とベルハンマーライトの違い
項目 | ベルハンマー7 | ベルハンマーライト |
---|---|---|
車種 | 乗用車・バイク | 軽自動車専用 |
NG車種 | ・ディーゼルエンジン ・湿式クラッチのバイク |
・ディーゼルエンジン ・湿式クラッチのバイク |
容量 | 330ml | 260ml |
使用量 | 3L~7Lに対して1本 | 2.5L~3.3Lに対して1本 |
値段 | 3,300円 | 2,750円 |
用途 | ・レスポンス向上 ・異音や振動の減少 ・エンジン寿命の延命 ・ドライスタート時のエンジン保護 |
・レスポンス向上 ・異音や振動の減少 ・エンジン寿命の延命 ・ドライスタート時のエンジン保護 |
大きく違う点として、ベルハンマーライトは軽自動車専用のエンジン添加剤であることです。
その他に
エンジンノイズを静かにし、振動を緩和する要素を強く発揮する。
【ベルハンマーライト】
レスポンス(ピックアップ)が良くなり、アアクセルを軽く踏んでもスーッと加速する感覚が強く出る。
主に使用用途は同じですが若干の違いがあるので、車種や気になる不具合に応じて使用を使い分けるのが良いですね。
軽自動車のエンジン添加剤として使用したい場合は、価格も安いベルハンマーライトもおすすめです。
ベルハンマー7まとめ
ベルハンマー7についてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
塩素系の添加剤で嫌われがちですが、塩素系の添加剤には金属摩耗で生じる鉄粉や酸化をエンジン内部に溜まりにくくする効果もあり、エンジン内の洗浄・保護効果もあります。
滑らかになることで異音や振動を軽減してくれるので、湿式クラッチのバイクやディーゼルエンジンへの使用はしてはいけない注意点はありますが、燃費向上を実際に目で見て変化を実感している人も多いです。
正しく使用し、愛車に不具合を感じている人は試してみてはいかがですか?
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