車を停車しているときにエンジンを
かけっぱなしにしている人は
結構いらっしゃると思いますが、
車のエンジンをかけっぱなしにすると
ガソリンが減るのかどうかは
できるだけガソリン代を節約したい方に
とっては気になるところですよね。
そんな方たちのためにここでは
- 車のエンジンをかけっぱなしにするとガソリンは減るのか
- バッテリーが劣化するとガソリンの減りが早くなるのか
- 車のエンジンの仕組みとは
- エンジンの音が変わった時は故障なのか
について解説していきたいと思います。
車のエンジンをかけっぱなしにすると
ガソリンが減るのかなど
車のエンジンに関する様々な情報を
お知りになりたい方は、ぜひ、
以下の記事をご覧になってくださいね。
車のガソリンはエンジンをかけっぱなしにすると減る?
車を駐車中にアイドリングし続ける
などしてエンジンをかけっぱなしに
すると、どれくらいガソリンを
消費するのかというと、
例えばトヨタのヴィッツの場合、
5分で65ml、60分で780ml
ガソリンを消費します。
さらに、エアコンをつけっぱなしに
していたら、60分で900mlから
1リットルは消費するようです。
トヨタのヴィッツより排気量が
多い車であっても、アイドリングして
エンジンをかけっぱなしにした場合の
ガソリンの消費量はさほど
変わりないようです。
ゆえに、車のエンジンを
かけっぱなしにすると、
車が走行していない状態であっても
ガソリンは消費するのです。
バッテリーが劣化するとガソリンの減りがはやくなる?
装着したバッテリーが2~3年
使用するなどして経年劣化した場合、
バッテリーの電圧が上がらないため、
発電機はいつまでたっても
充電しないと判断してしまいます。
その場合、車は常に全力発電状態に
近い状態になってしまうため、
エネルギーを消費してしまうため、
劣化していないバッテリーを
使用している車よりガソリンの
減りが早くなってしまうのです。
知っておきたい車のエンジンの仕組みとは?
エンジンはガソリンを利用して
発生させた熱エネルギーを利用して
自動車を動かす動力に変える装置です。
エンジンはピストンという部品が動いて
シリンダーの中に気体を吸い込んだり
吐き出したりしています。
エンジンはガソリンに空気を
混合させ気化し、エンジンの
シリンダー内に吸い込み、ピストンで
圧縮し燃焼させ、熱膨張の力を利用し
ピストンを押し戻します。
このピストンの上下運動を
クランクシャフトという部品が
回転動作に変化させ、この動作が
タイヤまで伝わって車が走行するのです。
これは故障?エンジンの音が変わったときは注意
エンジンには動力源として走行に
直結するものがたくさんあります。
エンジンには、金属製の部品や
ゴム製の部品、樹脂製の部品など
様々な素材の部品が使用されていて、
その部品同士が摩擦するような音や
ぶつかるような音、ゴム製のベルトが
きしむような音などエンジンの回転に
合わせた異音が発生した場合、
エンジンが故障している場合があります。
例えば、アクセルを踏んだ時に
ゴロゴロという重たい音がして、
油圧警告灯が点滅している場合は、
オイルが不足していることが原因で、
エンジンの金属部分が摩擦し
メタルがとけだしているというトラブルが
発生している可能性があります。
また、走行中などにアクセルを踏んで
エンジンの回転数をアップさせると
キュルキュルときしむような音がする
場合は、ベルトが緩むなどのトラブルが
発生している可能性があります。
さらに、走行中などにエンジンから
バスンバスンという異音が発生した
場合は、点火プラグのどれかが点火せずに、
シリンダーのどれかが作動していない
というトラブルが発生している
可能性があります。
その他にも、エンジンから異音が
発生している場合は、車に何かしら
トラブルがある可能性がありますので、
早めにディーラーや自動車整備工場に
整備点検を依頼しましょうね。
まとめ
どうでしたか?
車のエンジンをかけっぱなしに
するとガソリンが減少することや、
バッテリーが劣化すると
ガソリンの減りが早くなること、
さらに、車のエンジンの仕組み、
エンジンから異音がすると車が
故障している可能性があること
などがわかったと思います。
普段から、停車中に車のエンジンを
かけっぱなしにしがちな人や、
バッテリーを交換してから
2~3年たっている方は、
ガソリンの減りが早くなるので、
停車中はなるべくエンジンを
かけっぱなしにせず、
バッテリーも古くなったら早めに
交換するようにしましょうね。
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