たくさんの人々と生活を共にするマンション
ですが、そのマンションの駐車場で
トラブルに遭ってしまったらあなたなら
どうしますか?
管理会社や大家さんに連絡をする?
警察へは連絡しても良いのか?
対応に困ってしまうかもしれませんよね。
そこで今回は、駐車場でのトラブルについて
警察はどこまで関与してくれるのかを
トラブル毎にお話していきます。
急なトラブルにも慌てず対処出来るように
しっかり学んでいきましょう。
駐車場でのトラブル!警察に連絡が必要なのは?
駐車場のトラブルでは警察はどこまで
関与してくれるのでしょうか。
それと同時に警察に連絡が必要なトラブルは
どのような時でしょうか?
それらをそれぞれ見ていきたいと思います。
1.無断駐車によるドラブル
警察に介入を求めることもできますが、
警察は基本的に民事不介入のため、介入に
積極的でないこともあります。
対策としては、コーンを立てたり、
駐車禁止の張り紙を設置するなどして
不法駐車の予防や警告を行うことが対策と
なります。
2.当て逃げに関するトラブル
こちらは警察への連絡が必要になります。
警察を呼び、「事故証明書」を発行して
もらいます。
併せて「被害届」を出します。被害届は、
事故に遭ったときに提出することが義務付け
られています。
3.嫌がらせによるトラブル
最初のうちは警察はなかなか動いて
くれないので自分で対処することが基本です。
そこで、とにかくナンバーを控えておきます。
そうすれば、あまりにひどいいやがらせで
あれば警察も動いてくれるようになります。
4.張り紙によるトラブル
違法駐車の車に張り紙で警告する際には、
フロントガラスにガムテープで止めるの
ではなくワイパーに挟んだりしましょう。
テープで止めるとテープ跡などを逆手に
文句をつけられることがあり、こちらが
加害者になってしまう場合もあるので注意が
必要です。
5.子供が傷をつけてしまった場合のトラブル
子供が駐車場で遊んでいて駐車場の車に傷を
つけてしまった場合、その車の損害を
賠償する責任が発生します。
相手が「子供やったことだから」と責任を
感じない場合もありますが、しっかりと
相手に責任が生じます。
被害を受けた場合は責任を取ってもらえ
ますし、反対にこちらが被害を与えた場合は
責任を取る必要があります。
6.騒音によるトラブル
騒音の場合は、まずは大家や管理会社に
伝えて原因となる車の所有者に対して
クレームが来ている旨を伝えてもらいます。
もしそれでも改善されず、あまりにも
うるさくて夜も眠れない日が続く場合は
警察に通報すると何らかの対処をしてくれる
可能性があります。
駐車場のトラブルは管理会社?警察?誰に相談すればいい?
駐車場でのトラブルがあった場合は、
まず管理会社に相談してみましょう。
しかし、たいていの使用契約書には、
免責事項として駐車場内でのトラブルに
対して一切責任を負わないということが
明示されているので、管理会社が責任を
もって対応してくれるとは言い切れません。
一度管理会社に相談し、それでも
改善されない場合は、証拠と合わせて警察に
相談すると良いでしょう。
駐車場のトラブルで裁判になった例もあるって本当?
駐車場のトラブルで裁判になることも、
稀にあります。
例えば、度重なる無断駐車被害があったと
したら車の持ち主に対して民事訴訟を
提起することもでき、土地の開け渡しを
命じる判決が出た場合には、その判決に
基づいて強制的に車を撤去することも可能です。
しかし、その前に示談で解決したり、裁判を
起こしても金額等と割りが合わないことが
多いので、裁判の前に当人同士で落ち着く
ことが多いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
駐車場でのトラブルについてお話して
きましたが、どのように対処すれば良いか
わかったでしょうか。
今回のお話で、駐車場のトラブルに関して
警察はほとんど関与しないというのが
わかったと思います。
すぐに対応をしてくれるのは、
”当て逃げに関するトラブル”の時ぐらい
でした。
駐車場のトラブルはとても身近で、誰にでも
起こりやすいトラブルです。
いざトラブルが起きた時に対処法を知って
おかないと自分が損をする可能性が
あるので、是非覚えておいてください。
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