駐車場という狭い場所での当て逃げは、
実はよくあることなのですが、
もしも自分が他人の車を傷つけてしまったら、
あなたはどう対処しますか?
駐車場は多くの人が利用しているので、
どの車に当てられたのかなど予測は難しく、
当て逃げしてしまったままの人も
多いのではないでしょうか。
でも、それは本当はいけないこと!
では、当て逃げをしてしまったら、
どのくらいの確率で捕まる恐れがあるのか、
実際に次のポイントを調査してみました。
- 警察から連絡がきたらどうする?!
- どんな罰則がある?!
- 自首したときはどうなる?!
逃げ得は絶対にあってはいけないことですが、
どんな罪に値するのかもご紹介するので、
今後の参考にしてみてください。
駐車場で当て逃げ!捕まる確率はどれくらいなの?
実際に当て逃げをされた人に聞くと、
多くの人が泣き寝入りをしているか、
気付かないままいつの傷なのか分からないと
回答しているのです。
警察に連絡をしたとしても捕まる確率は、
物的証拠や特定できる車のナンバーがなければ、
「当て逃げをされた」だけではほぼゼロです。
しかしながら、駐車場での当て逃げの場合、
物的証拠となるものがいくつかあるので、
ご紹介したいと思います。
1.防犯カメラで特定される場合
コインパーキングのような駐車場には、
殆どの場所で防犯カメラが付けられているので、
当て逃げの瞬間や車のナンバーが分かる証拠が
残っていることもあります。
ただし、個人のプライバシーの権利に基づいて、
個人的に見させてくれることは難しいので、
警察の調査に任せるしかないでしょう。
2.ドライブレコーダーで特定される場合
防犯カメラよりも物的証拠になるのが、
ドライブレコーダーの存在です。
個人的に所有しているものなので、
すぐに警察へ証拠を持って行くことにより、
犯人特定への近道だと言えます。
駐車場のように多くの人が利用する場所は、
車を割り出すことがとても難しいのですが、
近年はドライブレコーダーのおかげで、
今まで見逃していた多くの当て逃げの瞬間を
捉えていることも多くなっているようです。
隣の車の番号を控えていたら、
警察が動く可能性大です!
駐車場での当て逃げ!警察から連絡があるタイミングは?
当て逃げをされた人が物的証拠となる、
車のナンバー、色、形などを控えている場合は、
警察の調査を終えてすぐのタイミングで
警察から連絡があるでしょう。
防犯カメラやドライブレコーダーが証拠となり
犯人特定にはそんなに時間はかかりません。
特にほとんどの駐車場に防犯カメラがあるので、
到底逃げ得になる可能性は低いでしょう。
当て逃げをしても警察から連絡がこない場合もあるって本当?
駐車場や周囲にも防犯カメラがなく、
全く証拠がない場合や本人が気付かない場合は、
警察から連絡が来ることはないでしょう。
実は当て逃げをした加害者が得をしているのは、
当てられた人が気付いていないことが多く、
どこで傷ついたのか分からないため、
見逃されていることが多いのです。
でも、当て逃げはいけないことなので、
逃げるとさらに罪が重くなります。
では、どんな罪になるのか見ていきましょう。
駐車場での当て逃げはどんな罪になる?
駐車場での当て逃げは電柱や壁などと同じで、
物損事故になると考えましょう。
逃げずにその場で素直に申し出て謝れば、
修理代や慰謝料のみで罪にはなりませんが、
逃げて捕まったときには重い罪になります。
もしかすると警察沙汰にはならずに、
まれに和解で済むこともありますが、
和解の途中に揉めることが多いので、
警察に判断してもらうことです。
では、当て逃げについてどんな罰則が
科せられるのか詳しく見てみましょう。
1.罰則はどうなる?
駐車場での当て逃げをした場合、
- 1年以下の懲役
- 十万円以下の罰金
このどちらかの罰則になるので、
どちらにしても重い罪が科せられます。
ただし、この罪は逃げた場合になりますので、
逃げなければ罪にはなりません。
2.減点はあるの?
交通違反として5点の減点が科せられます。
とても大きな失点となりますので、
やはり逃げるということは避けたいですね。
当て逃げは駐車場だけで起こる事故ではなく、
走行中に起こる可能性もあります。
当てて気付いた場合はすぐに対応して、
大きな罪に問われないようにするべきです。
駐車場で当て逃げ!自首をすると罪は軽くなる?
駐車場でうっかり隣の車に傷を付けて、
焦って逃げてしまった場合があるとしたら、
すぐにでも自首することをすすめます。
なぜなら、
相手側が先に警察に連絡をしていたり、
当て逃げをして相当な時間が経過していたら、
自首をしても重い罪になる可能性もあります。
もしも間違って逃げてしまったとしても、
すぐに警察に連絡をしましょう。
まとめ
駐車場でうっかり車にぶつけてしまったり、
不意に風でドアが隣の車にぶつかったとしても
当て逃げは絶対にいけないことです。
相手がどんな人であっても、
トラブルにならないように警察に連絡をして、
自分がしてしまったことを認めることです。
もしも当て逃げをしてしまったら。。。
- 警察へすぐに連絡をする
- 相手への謝罪を忘れずに
- 保険会社へ連絡をする
当て逃げをして見つからない人もいますが、
捕まったら本当に大変な事態になり兼ねません。
なるべく早い段階で警察へ連絡をしましょう。
他にも、交通違反はたくさんあります💦
どんなときにも安全運転を心がけましょうね。
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