F1などをテレビで見ていると、
プロのレーサーがコーナリングを上手く
走行しているのがカッコよく見えて、
「自分もやってみたい!」
と憧れを描く人も少なくないと思います。
何といっても、
スピードを上げて急カーブを曲がるときの
迫力のある走りは見ている人が楽しむための
パフォーマンスとも言えるのでしょう。
素人のわたしでさえも、
「うぁ~💛」と感激するくらいですから。
では、その走行のテクニックや性質は
いったいどのようなものなのか?
間違いやすく見分けることが難しいとされる
”グリップ走行”と”ドラフト走行”について
詳しく調べてみましたよ💡
- グリップ走行の走り方とは?
- グリップ走行とドリフト走行の違いとは?
- グリップ走行のやり方とコツとは?
車のタイヤはどんな滑りをしているのか、
この機会に知っておきましょう。
グリップ走行とはどういう走りのこと?
「グリップ(grip)」とは、
車のタイヤと地面の摩擦力のことで、
いわゆるグリップ走行とはその力を
生かした走りのことです。
グリップ力が強い場合、
ブレーキをかけたときに短い距離で
停止することができますし、
カーブのときは横滑りを最小限に抑えて、
曲がることができます。
ですがデメリットとして、
タイヤと地面との摩擦力が強いために
燃費が悪いことにも繋がります。
ですから、グリップ走行とは、
より早くコーナーを曲がるために、
タイヤの摩擦を生かすことで最小限の滑りで
走行する方法と言うことです。
では、グリップ走行が理解できたところで
普通の走りとドラフトとの違いも
理解いただきましょう。
グリップ走行と普通の走りとの違いは?
その違いは、”速さ”にあります。
普通に車を走らせて曲がるときは、
タイヤの性質によって違いますが、
軌道にやや膨らみを生じてしまいます。
ですが、前項で理解いただけたように、
グリップ走行を利用すれば、
軌道に膨らみが生じることなく
走行することができるので、
より短い距離で曲がることができるのです。
ドリフト走行との違いは?
グリップ走行とドラフト走行は、
タイヤを滑らすか?滑らさないか?の違い
によるものだと考えられます。
ドリフト走行とは、
タイヤの滑りを生かして、アクセル・
ブレーキ・サイドブレーキ・クラッチを
上手く操縦して車体の方向性を変えて、
曲がることです。
タイヤを滑らすことになるので、
摩擦によりタイヤが早く消耗してしまい
レースでは1周で交換することになるという
欠点があります。
タイヤの擦り減りを最小限にするために
グリップ走行を使用しているようです。また、走りのパフォーマンスを見せる
レースなどでは、グリップ走行よりも
ド迫力のあるドリフト走行を
披露しているようですね。
グリップ走行のやり方を解説!
初心者でもできるグリップ走行で、
イメージして欲しいことは、、、
前方の右タイヤに縁石がある場合、
前輪は踏まずに曲がりきれたとして、
続く後輪もギリギリ踏まない状態で
通過することができることです。
普通に曲がるとおそらくその場合、
内輪差によって後輪は縁石に
乗り越えることになるでしょう。
グリップ走行のやり方は、
コーナーを入る前にスピードがある程度
必要になります。
そしてカーブに差し掛かる前に、
ブレーキを踏みきり終わったらハンドルを
切るようにしましょう。
カーブに入ってからブレーキを踏むと
スリップする恐れがありますが、
このスリップを利用して曲がるのが、
ドリフト走行になります。
グリップ走行のコツは?
グリップ走行をする場合、
緩やかなカーブではなく、
ヘアピンカーブが相応しいでしょう。
そして、曲がるときの”コツ”として、
「荷重移動」を利用することです。
荷重移動の意味は、
- 停止
- 加速
- 曲がる
がありますが、グリップ走行には
欠かせない要素となります。
カーブに差し掛かったときに、
荷重を利用することで加速して、
タイヤの摩擦を軽減して曲がる
ことができます。
荷重移動とは、、、
車の荷重を移動させることですが、
車に乗ったことがある人は必ず
経験していることでしょう。
分かりやすく説明すると💡
ブレーキを踏んだときには、
前方に力がかかります。
また、発進するときは後方に力がかかり、
右へ曲がるときは右に力がかかります。
体も力のかかった方向へ倒れます。
まとめ
そもそも普通の道で、
慣れないグリップ走行やドリフト走行の
練習は危険ですので止めてくださいね。
ここでの注意ですが、
これはあくまでプロのレースを
もっと楽しく見られるように、
コーナリングの技法をお伝えしたまでです。
- グリップ走行とドラフト走行の違い
- グリップ走行の走り
- グリップ走行のやり方やコツ
これを知っているのは、
本当に車が好きな人など一部の人だけ。
普通の人は知りえない知識でしょう。
今度、F1のレースを見るとき、
見方が違ってくるに違いありませんよ。
コメント